月曜日, 5月 13, 2024
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2024 年 4 月 AvePoint Confidence Platform 最新アップデート情報

AvePoint Confidence Platform の 4 月アップデートが実施されました!
本ブログでは、2024年4月にリリースされたセキュリティ、インサイト、自動化、ガバナンスの新機能や改善された機能をご紹介します。

Key Highlights

AvePoint tyGraph は、AvePoint Online Services に統合されたことで、新しいレポート体験と管理機能を提供します。Copilot for Microsoft 365 Adoption の Power BI ダッシュボードが登場し、Microsoft 365 Copilot のライセンス割り当て状況や従業員がどのように利用しているかを見える化し、利用の拡大やビジネスを加速するための実用的な洞察を提供します。

AvePoint Fly の Aviator モジュールはパブリック プレビューとして提供開始します。継続的な移行再構築やアドホックなデータ移行に対応します。Microsoft Teams チャネルとグループのシームレスな移行機能をぜひお試しください。

EnPower のワークフロー機能と Insights のレポート機能が追加され、Power Platform の管理運用が強化されました。

新しいサポートチャットボット AVA が登場しました!現在ベータ版ですが、AVA は Confidence Platform と Elements Partner Intelligence Platform に常駐するチャットボットです。サポートへの問い合わせ前に、製品に関する質問に素早く回答し、よりスムーズなサポート体験を提供します。

2024 年 4 月のアップデート情報

AvePoint EnPower のアップデート情報】

AvePoint EnPower は、Microsoft 365 オブジェクトと Power Platform の管理を、可視化、ワークフロー、自動化機能によって拡張・変革します。

Power BI データソース管理
今回のリリースでは、Power BI データ ソースの管理が可能になりました。アーティファクト の管理タブにデータソースを識別する列が追加され、潜在的にリスクの高い接続だけでなく、コンテンツへの接続の特定が容易になりました。

EnPower
Power BI アーティファクト タブでデータ ソースを識別

■アクセス情報管理の強化
また、ワークスペースやアーティファクトを調査する際に、セキュリティ グループをドリルダウンして、所有者、共同所有者、メンバー、または閲覧者になったメンバーを特定できるようになりました。

■Power Apps キャンバスアプリ作成制限
Power Platform の展開を限定的に開始するために、許可されたグループのメンバーだけがアプリを公開できるように、グループメンバーシップによって Power Apps を公開できるメンバーを制御できるようになりました。グループ外のメンバーがアプリを作成した際には自動的に隔離・削除します。

Microsoft 365 管理機能改善
Microsoft 365管理機能の改善により、新しいチームのメンバーや所有者に自分の管理範囲外のユーザーを追加できないようになります。また、会議室・備品等のリソースメールボックスを CSV ファイルによって大規模に一括作成できるようになりました。グループの連絡先・所有者情報の一括更新も可能になり、大規模な変更管理が容易になりました。

AvePoint Cloud Governance のアップデート情報】  

マルチテナント管理
このリリースでは、Microsoft 365 主要テナント以外のワークスペースを管理するための新機能が登場しました。複数の Microsoft 365 テナントを持ち、ユーザーに対してテナント同期を活用している組織は、Cloud Governance を利用することで外部コラボレーション戦略を確実に実行することができます。
同期されたメンバーを別テナントのメイン/サブ連絡先として設定し、更新タスクを割り当てることができるようになりました。

動的サービスタイプの追加
サービス要求フォームのプロビジョニング、セットアップ、およびメンテナンスをよりスマートにするために、動的サービスのカタログ拡張が継続して実施されています。4月のリリースでは、ワークスペースの権限変更管理のための新しい動的サービスが提供されました。永続的および一時的な権限の付与、既存の権限の変更、さらに複雑な権限が適用されたサイトの SharePoint ベースのグループ管理を可能にする動的リクエストフォームを作成できます。

AvePoint Policies & Insights のアップデート情報】

<AvePoint Policies>

AvePoint Policies は、ガバナンス ポリシーを設定し、ワークスペースを安全な状態に保ちます。会社・部門ごとのニーズに応えるために特定のルールを特定のビジネス ユニットに適用し運用することが可能です。

■期限切れコンテンツの管理:Cloud Governance との連携
Cloud Governance によって管理されているサイトの更新状況に基づいてポリシーを調整できるようになりました。サイトの更新がなかったり、チームの管理者が不在となった際にアクセス権限を削除するといった、より厳格なルールを設定することができます。

Policies
Cloud Governanceのステータスを利用したポリシー条件の作成

■権限継承の強化
このリリースでは、権限継承ルールの適用範囲が拡大され、ルールを適用する前に環境に存在していた継承が解除されたオブジェクトも検知できるようになりました。

■外部共有管理の強化
外部共有リンクのルール改善により、組織のディレクトリ外のゲストアカウント用に作成された共有リンクを管理できるようになりました。

<AvePoint Insights>

AvePoint Insights は、機密データが広範なオーディエンスに公開されるリスクが高い Microsoft 365 資産のセキュリティ概要を提供し、情報の過剰共有の可能性があるグループ、チーム、サイトをハイライトします。今回のリリースでは Power BI を通じた情報の過剰共有に焦点を当てています。

■Power BI リスク評価
Power BI のアーティファクトやワークスペースを通じて重要なビジネス インテリジェンスを共有していることに注目し、リスクレポートの対象に含められるようになりました。Power BI リスクレポートは、ワークスペース、データセット、その他のアーティファクトの詳細な分析によって、Power BI アーティファクトやワークスペースの潜在的なリスクや過剰共有をハイライトします。
また、特定の個人やグループがアクセス権を持つ範囲を逆引きで調査することも可能です。

Insights
Power BI のリスクレポート ダッシュボード

■ユーザーインターフェイスの改善
Insights のセットアップ・ウィザードのレイアウトが改善され、進捗状況を簡単に確認できるようになりました。より迅速に簡単に利用開始いただけるようになりました。
まユーザーインターフェイスルのユーザーインターフェイスも改善されました。

Insights 1
ステップガイド付き新規プロファイル作成ウィザード

Cloud Backup for Microsoft 365 のアップデート情報】

■実行中ジョブレポートの改善
ジョブ実行時の可視性が強化されました。ジョブ開始後に成功したバックアップ項目・失敗したバックアップ項目を確認でき、データ保護プロセスを効率的に監視できるようになります。

ACB4M365
ジョブレポートの改善

Cloud Backup for Salesforce のアップデート情報】

■レポートの改善
Cloud Backup for Salesforceのリアルタイムレポートでは、最新のSalesforce バックアップ ジョブステータス情報を提供し、イベントの監視と検出が容易になります。

ACB4SF
Cloud Backup for Salesforceのリアルタイムレポート

Cloud Backup for Google Workplace のアップデート情報】

■リストア機能の改善
リストアジョブが例外的に失敗した際に、ジョブ全体を再開するのではなく、失敗したアイテムのみを選択して再実行できるようになりました。より迅速なデータ復元が可能になりました。これにより、ユーザーがデータを復元するのにかかる時間が大幅に短縮され、ビジネスクリティカルなデータを可能な限り迅速に復元できるようになります。

■Google Classroom のコントロールが向上
Gmail、Drive、カレンダー と同様に、管理者は Classroom のデータ保持期間をカスタマイズすることができるようになりました。また、Classroom 専用のセキュリティグループを設定できるようになり、Classroom のみのリストアやエクスポート権限をユーザーに付与することができます。

Cloud Backup for IaaS + PaaS (旧称:Cloud Backup for Azure) のアップデート情報】

■バックアップ機能機能拡張
Azure SQL バックアップ監視サービスが一般提供開始になりました。このサービスは、AvePoint がバックアップを実行するのではなく、ネイティブ Azure SQL バックアップ機能のアクティビティを監視します。VM または Storage バックアップ ライセンスをお持ちのお客様に追加費用なしで提供されます。

さらに、Azure DevOpsのバックアップがプライベート プレビューで提供開始しました。新機能の先行トライアル・機能フィードバックにご興味のある方は、AvePoint 営業担当までお問い合わせください。

AvePoint Fly のアップデート情報】

■継続的な移行ニーズに対応
AvePoint Fly は、継続的な再構築やアドホックなデータ移行のニーズに対応する新しいモジュール「Aviator」を提供します。現在、パブリック プレビューとして提供されている Aviator は、プロジェクト ベースの一括移行が終了し、再構築のニーズに対してより詳細なコントロールが必要になった場合に最適な機能です。このリリースでは、チームとグループのアドホックなデータ移動のニーズに対応します。

Fly
Fly Aviator ダッシュボード

AvePoint Opus のアップデート機能】

■検出と分析機能の強化

AvePoint Opus の検出と分析機能は、ストレージ超過の課題を解決し、プロアクティブなコンテンツ管理アプローチを導入するために必要な情報を提供します。本リリースでは、以下の新しいレポートが追加されています:

予測レポート:過去のデータをもとに、今後のデータ傾向やコスト、環境への影響など予測します
進行状況レポート:これまでにアーカイブ・削除されたファイルサイズなど進捗状況を把握することができます
計画レポート:スケジュールされたジョブの管理を簡素化します

Opus01
検出と分析 予測レポート

 ■手動承認プロセス管理
承認プロセスの管理がより柔軟になりました。カスタム リマインダー間隔を設定し、各承認プロセスの期日を動的に計算することで、承認ワークフローのニーズに合わせて正確にリマインダーを設定することができます。

■アーカイブ済みアイテムのエクスポート
さらに Opus では、アーカイブされたサイトレポートからすべてのアーカイブアイテムの情報をシームレスにエクスポートできる機能を追加しました。この機能により、アーカイブされたアイテムに関する重要な詳細情報を効率的に取得することができ、アーカイブされたコンテンツの管理と追跡が容易になります。コンプライアンス要件への対応、過去データへのアクセスプロセスが改善されました。

【tyGraph のアップデート機能】

■AvePont Online Services への統合
Microsoft 365 の活用分析により、従業員エクスペリエンスを変革する tyGraph は、AvePoint Online Services 基盤への統合が完了しました。簡素化された管理エクスペリエンスを活用することで、従業員エンゲージメントを促進するために必要な適切なデータを収集することができます。

AvePoint tyGraph は、従来の tyGraph が持つすべての機能に加え、Confidence Platform のユーザーと設定管理、新しいウェブベースのレポート機能などを備えています。Confidence Platform との統合によりユーザー管理機能が実現し、tyGraph Pages のウェブパーツへのきめ細かいアクセスを、サイトコレクション、ハブサイト、またはテナント全体に対して設定可能なロールベースのアクセスコントロールにより、任意のユーザーやグループに付与できるようになりました。

■トライアルの提供開始
AvePoint tyGraph のトライアルは、テストデータを含む各種レポートの内容を確認することができ、製品全体を垣間見ることができます。Microsoft 365 の主要アプリケーションの活用分析が可能な tyGraph Pulse レポートは自社のデータで確認をすることが可能です。

■Copilot for Microsoft 365 導入レポート

Copilot for Microsoft 365 の導入レポートが利用可能になりました!AvePoint tyGraph を使用することで、企業は部門単位での導入状況を確認し、最大 3 年間データを保持することができます。長期的な分析により、長期的な使用状況を確認し、利用拡大の成功パターンを特定することができます。

Copilot for Microsoft 365 adoption reporting 1
Copilot for Microsoft 365 導入レポート

■ウェブベースのサイト オーナー レポートが登場
さらに、このリリースでは、Power BI を必要としないウェブベースレポートの第 1 弾として、サイト詳細レポートが追加されました。ユーザーは自分が所有するサイトのみについて、分析情報にアクセスでき、コンテンツのクリーンアップやファイルナビゲーションの強化、エンゲージメントの向上などのアクションを実行できます。


今月のアップデート情報は以上になります。

製品アップデートの詳細はリリースノートをご覧ください。
Account Portal では最新の英文ユーザーガイド、リリースノート、ハウツービデオ、無料トライアルなど、さまざまな情報を入手することができます。

前回の製品アップデートの詳細はこちらの記事をご覧ください:2024 年 2 月 AvePoint Confidence Platform 最新アップデート情報 – AvePoint Blog

 

 

 

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