水曜日, 5月 15, 2024
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2023年6月の AvePoint Cloud 最新アップデート情報

 

2023年6月の AvePoint Confidence Platform アップデートが行われました。
今回のリリースでは、SaaS オペレーションにおける安全なコラボレーションを実現するためのセキュリティ設定の強化や、より直感的でモダンなユーザー インターフェイスの提供が開始しています。

セキュリティ、インサイト、自動化、ガバナンスに重点を置いた新機能や改良が施されています。
それでは早速 2023 年 6 月の主なアップデートを見ていきましょう。

AOS機能アップデート詳細

Cloud Backup for Microsoft 365 のアップデート情報

■Power Apps のバックアップに対応
Microsoft Power Platform は、私たちの業務プロセスの改善に大きな力を発揮するでしょう。
今回のアップデートで、Power Platform のバックアップ対象がPower Apps に広がり、プレビューモードで利用可能になりました。

ACB for M365

■Planner データのバックアップとリストア
Planner データのバックアップとリストアは、委譲されたアプリに加えて、アプリプロファイルを使用して行うことができるようになり、柔軟性が向上しました。

Cloud Backup for Salesforce のアップデート情報

■比較機能の充実
今回のリリースでは、比較機能が拡張され、バックアップされたレコードや Salesforce の本番環境で、組織間のメタデータを比較できるようになり、ユーザーの環境をより完全に把握できるようになりました。

ACB for Salesforce

■メタデータタイプのリストア対象の拡張
メタデータタイプのリストアに関するサポート拡張により、レコードページと共有ルールのメタデータタイプがリストア可能になりました。

■ユーザーマッピングが CSV インポートに対応
また、ユーザーマッピングを追加する際に、CSV ファイルをインポートしてプロファイルを一括でアップロードできるようになりました。

Cloud Backup for Google Workspace のアップデート情報

■GDPRに 準拠したデータ削除
Gmail、カレンダー、連絡先、ドライブのデータで利用できるようになった新しいデータサブジェクトアクセスリクエスト機能により、ユーザーのプライバシーとデータの権利が GDPR に準拠していることを確認します。Google Workspaces のバックアップデータに対して、サービスレベルの削除が可能になりました

ACB for GWS

■アクセスコントロールの向上
さらに、テナントでセキュリティグループを設定できるようになり、さまざまなユーザーが何を見たりアクセスしたりできるかを、コントロールしやすくなりました。これらのグループには特定の権限を設定することができ、簡単なクリック操作で管理することができます。

 

Cloud Backup for Azure のアップデート情報

■ドライラン オプションの追加
管理ポータル設定の復元を希望するユーザーに、新しく「ドライラン」オプションが提供され、実際の復元を実行する前にジョブレポートを生成して影響を受ける設定を確認することができるようになりました。

■ドイツ語対応
さらに、Cloud Backup for Azureはドイツ語で利用できるようになりました。

 

Cloud Backup for Dynamics 365 のアップデート情報

■BYOSストレージオプションの追加
Dynamics 365 Backupは、新たに IBM Spectrum Protect – S3 および IBM Cloud Object Storage を BYOS ストレージとして利用可能になりました。

■ドイツ語対応
さらに、Cloud Backup for Dynamics がドイツ語で利用できるようになりました

 

ReCenter for Microsoft 365 のアップデート情報

■アーカイブデータのエクスポートに対応
ReCenter では、特定の組織要件に沿った管理が必要なデータについて、アーカイブされたデータをローカルデバイスにエクスポートできるようになります。この機能は、SharePoint、Teams、Groups、OneDrive、Exchange のデータでサポートされます。

 

AvePoint Cloud Governance のアップデート情報

■共有チャネルの棚卸
Cloud Governance は、Microsoft Teams の棚卸機能を拡張し、共有チャネルの棚卸を新しくサポートしました。この追加機能により、チームの棚卸プロセスにおいて、共有チャネルのメンバーシップがレビューされ、棚卸されることが保証されます。チームの棚卸タスクが生成されると、共有チャネルを持つチームに対して、共有チャネルの棚卸タスクも生成されます。

ACG shared Channel

■Azure AD のセキュリティグループ、配布リスト、および共有メールボックスのプロビジョニングのアップデート
Cloud Governance は、プロビジョニングフレームワークでサポートされる Microsoft オブジェクトの種類を拡大し続けています。今回のリリースでは、自動エスカレーションプロファイル、自動インポートプロファイル、内容の変更プロファイル、連絡先の指名プロファイルなど、Azure AD セキュリティグループ、配布リスト、共有メールボックスの継続的な管理をサポートする新しいプロファイルを追加しました。

ACG New Profile

■動的サービスの機能追加
さらに、今回のリリースでは、動的サービス機能の拡張や、内容の変更や連絡先の指名プロファイルに適用できる新しいエスカレーションプロファイルを提供しています。

AvePoint Fly のアップデート情報

■スクリプトによる自動化
大量のデータを扱う移行プロジェクトでは、SharePoint Online、Exchange Online、Teams、Groups の各プロセスでスクリプトによる自動化が可能になり、厳しいスケジュールにも対応できるようになりました。次回リリースでは、さらに多くのプロセスが予定されています。

■移行対象の拡大
さらに、Gmail(メール、カレンダー、連絡先)からExchange Onlineへの移行が可能になりました。

FLY Gmail

■Power Platform 移行で新しいアプリプロファイルが利用可能に
Fly で Power Platform を移行する際に、新しいアプリプロファイルが利用できるようになりました。新しいアプリは AOS で直接設定でき、Power Apps と Power Automate フローの移行を実行するために必要なすべての API 権限を含んでいます。

FLY app profile

■Teams、Groups 移行ポリシーの追加
さらに、Teams と Groups の移行を行う際、ユーザーは移行ポリシー内で Exchange Online と SharePoint Online のポリシーを追加指定できるようになりました。

AvePoint EnPower のアップデート情報

■新しい Azure カスタムアプリの導入と技術アップデート
今回のリリースでは、Microsoft 365 管理と通話管理を改善するための新しい技術的なアップデートと、Power Platform 管理のための権限を委譲した新しいカスタム Azure アプリが導入されています。

■リニューアル対象の追加
さらに、Cloud Governance で Microsoft 365 Managementを契約している場合、AvePoint EnPower で共有メールボックス、セキュリティグループ、メール対応セキュリティグループ、および配布グループを更新できるようになりました。

 

 

製品アップデートの詳細はリリースノートをご覧ください。(随時更新予定)
Account Portal では最新の英文ユーザーガイド、リリースノート、ハウツービデオ、無料トライアルなど、さまざまな情報を入手することができます。

原文:AvePoint Confidence Platform June Updates – AvePoint Blog

前回の製品アップデートの詳細はこちらの記事をご覧ください。

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