Salesforce の導入から導入後の運用までを支援する株式会社ランドコンピュータ、 AvePoint Cloud Backup で顧客課題に合わせた柔軟なデータ保護設計を提供

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  • 株式会社ランドコンピュータ様
  • 顧客ロケーション 東京都港区
  • 業界 情報技術
  • プラットフォーム Salesforce
  • AvePoint ソリューションCloud Backup

ハイライト

  • AvePoint Cloud Backup で顧客の Salesforce 上のデータ保護を実現
  • 複数製品を比較し、日本語サポートも提供されている AvePoint の導入を決定
  • メタデータのバックアップが可能になることで、アプリケーションの維持・保守業務を効率化
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バックアップやデータの移行、データの復元を行うためには時間をかけて設計をする必要があり、バックアップソリューションを導入するのとないのとでは違いは歴然です。今後大きなプロジェクトにはバックアップをセットで提案していきたいと考えています。

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技術担当者様 株式会社ランドコンピュータ Salesforce ビジネス推進室
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印象的な機能としては、「オブジェクトの比較」の機能が大変便利な機能だと考えています。これまでは実際に作業を行う担当の SE が更新するデータを人力で 1 件ずつ確認する以外に方法がなく、非常に苦労している部分でもありました。データ量によっては時間がかかってしまうなどの課題はありますが、機能をうまく活用することで大きな工数削減につながると期待しています。

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技術担当者様 株式会社ランドコンピュータ Salesforce ビジネス推進室

Customer Interview

お話を伺った方々
株式会社ランドコンピュータ
Salesforce ビジネス推進室
技術担当者様

Q: 御社についてお聞かせください。

株式会社ランドコンピュータは 1971 年創業の総合システムインテグレータです。金融、産業流通、公共分野等で幅広く、システム インテグレーション、インフラ ソリューション、そしてクラウド サービスのご提供をしております。2010 年より Salesforce ビジネスに取り組み、累積約 2,000 プロジェクトの実績があります。

株式会社ランドコンピュータ様

Q: AvePoint Cloud Backup を導入するに至った背景と、導入までの経緯についてお聞かせください。

株式会社ランドコンピュータでは、2010 年より Salesforce 製品の導入支援事業を提供しており、これまでに約 2,000 もの導入プロジェクトをサポートしてきました。
2020 年 4 月頃に某企業様の大規模な Salesforce Platform 上での基幹システム構築プロジェクトが開始し、要件定義を進める中で、業務システム上のデータを保護したいとのご依頼があったことが、AvePoint Cloud Backup 導入のきっかけとなりました。

当時お客様の環境では、基幹業務システムの基盤として Salesforce Platform を利用されており、システム上の重要なデータが損失してしまわないよう、データ保護の対策を必要とされておりました。「データをとっておく仕組みを作ってほしい」というご要望を頂戴して、実現可能な方法を検討し始めました。

提案初期は中間サーバーをたててデータ取得するアプリの開発も考えましたが、検討を進める中で開発期間や開発コスト面での課題がありました。バックアップの機能を動かすサーバーを用意することも難しいことがわかり、クラウド製品に対してのデータ バックアップは同じくクラウドで提供されているものを利用した方が、提案としても優れていると判断しました。

その後サードパーティ製のクラウド バックアップ サービスのリサーチを開始しました。同部署内の Microsoft 365 バックアップをリサーチしている技術者から AvePoint が Salesforce バックアップも提供しているとの情報があり、Salesforce App Exchange 上で紹介されている他のバックアップ製品も含め比較検討を行いました。トライアルを通して操作性の検証も実施し、最終的には、製品が日本語対応しており、国内サポートが得られる AvePoint Cloud Backup for Salesforce の導入を決めました。


Q: Salesforce のデータ保護にはどのような課題があり、その解決にデータ バックアップがどのように貢献するとお考えですか?

・アプリケーションの維持・保守作業も安心
Salesforce では、バックアップを手動でとるための標準ツールとして「データローダ」が提供されています。しかし、それではメタデータのバックアップが完全には取れません。Salesforce においては、アプリケーションとデータの関連性が強いため、データだけが取れていても意味がなく、アプリケーションとワンセットでとっておく必要があります。実際に弊社の技術チームもアプリケーションのバックアップを取得する際に苦労した経験がありました。AvePoint ではメタデータもバックアップできるため、データの保存だけでなく、システム構造のデータも自動的に取得し、アプリケーションの維持、保守作業にも使えると考えています。

・自動バックアップで IT 部門の運用負荷を削減
Salesforce を利用している企業の中には、システム上のデータを保護したいと考えている企業も多く存在します。しかし、バックアップソリューションの存在を知らず、データローダを利用して手動でデータをとっている企業がほとんどです。その場合、オブジェクト構成が変わるたびにデータローダのバッチを作り替える必要があり、難しい作業ではありませんが、一定の工数を取られてしまっている状況があります。バックアップ ソリューションで自動バックアップが実現できることで、その作業工数は大幅に削減することが可能になリます。


Q: Salesforce のデータ バックアップ ソリューションとして、AvePoint Cloud Backup を選択された理由についてお聞かせください。

メタデータのバックアップが可能
理由はいくつかありましたが、第1 にはメタデータのバックアップが簡単に取れることが挙げられます。Salesforce の標準機能ではデータの取得は可能ですが、データ構造までは取ることができません。 SE や IT 部門が手動でデータローダを利用してデータを取得し、変更セットでアプリケーションの環境を取得する必要があります。バックアップやデータの移行、データの復元を行うためには時間をかけて設計をする必要があり、バックアップソリューションを導入するのとないのとでは違いは歴然です。今後大きなプロジェクトにはバックアップをセットで提案していきたいと考えています。

メタデータのリストア①
メタデータのリストア②



・バックアップのストレージの容量を気にせず、無制限にバックアップデータを保持可能
第 2 の理由は、バックアップ ストレージが無制限であることです。日次での自動バックアップも可能で、無制限にデータを保持できるため、お客様の要望に合わせた柔軟なデータ保護設計が実現可能です。

自動バックアップの設定


・ユーザー インターフェイスのわかりやすさ

第3の理由としては、ユーザーインターフェースが直感的でわかりやすい点です。日本語対応をしているという点も大きいのですが、デイリー バックアップの設定を行うにあたって、マニュアルを見ることなく感覚的な操作ですぐに設定することが可能でした。

・サポートが日本語に対応
さらには、製品サポートが日本語に対応しているという点も大きな決め手となりました。実際にシステムを使う担当者が直感的に使える上で、困った際には日本語によるメール問い合わせ、電話対応でのサポートがついているのは安心感がありました。

・オブジェクトの比較機能が便利
印象的な機能としては、「オブジェクトの比較」の機能が大変便利な機能だと考えています。これまでは実際に作業を行う担当の SE が更新するデータを人力で 1 件ずつ確認する以外に方法がなく、非常に苦労している部分でもありました。データ量によっては時間がかかってしまうなどの課題はありますが、機能をうまく活用することで大きな工数削減につながると期待しています。

Q: 今後の展望やお客さまへのメッセージをお聞かせください。

Salesforce は導入して終わりではなく、そこからの運用が重要です。ランドコンピュータでは、 Salesforce 導入から導入後の運用まで総合的にサポートし、システム運用、改善を長期的にご支援したいと考えております。
Salesforce の分野は AvePoint Cloud Backup を含め、多くの優れたサードパーティサービスも提供されています。弊社ではお客様の課題・要望に合わせて、サードパーティサービスの調査・活用も提案いたします。

自社でデータローダを利用して手動でバックアップを行なっている、定期的なバックアップをとりたい、メタデータのバックアップもとりたいなどのご要望や、その他 Salesforce 導入・運用における課題を感じている場合はぜひ一度ご相談ください。

会社概要

AvePoint は、デジタル トランスフォーメーションを目指す企業・組織に、Microsoft 365 ソリューションの移行·導入サービスと補完製品を全方向的に提供するソリューション ベンダーです。 「情報プラットフォーム利活用の推進」「働き方改革」「TCO 削減」 など、業種・業界に応じたニーズを、全世界 16,000 組織・800 万人のユーザーに提供しています。