AvePoint の移行ソリューションを利用し、メタデータをすべて保持したまま、2.7 TB のデータをクラウドに移行した Oak Ridge National Laboratory

クリティカル ニーズ

  • SharePoint 2010 から Office 365 へのスピーディーな移行が可能なソリューション
  • 通常の業務を中断することなく、ピーク時を避けて自動移行ジョブをスケジュールする機能
  • 移行先の環境下でもメタデータの保持を保証するソリューション

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  • 業界 官公庁・地方自治体
  • プラットフォーム Office 365

ハイライト

  • Office 365 への移行時間を 75 % 削減し、4 ヶ月以内にプロジェクトを完了
  • SharePoint 2010 から Office 365 へ、2.7 TB のデータを移行
  • カスタマイズ内容とメタデータを保持しつつ、約 360 万件のオブジェクトをクラウドへ移行
  • ピーク時を避けて自動移行ジョブをスケジュールすることで、通常業務への支障を最小限に
「従来の方法では、移行にかなり時間がかかっていたと思います。実際に 5 年前の移行では、今回と比べて 3 倍の時間がかかりました。」
Lara James 氏 Web サービス グループ リーダー、Oak Ridge National Laboratory

顧客紹介

Oak Ridge National Laboratory (ORNL) は、米国で最大の規模を誇るエネルギー省が管轄するエネルギー科学研究所です。エネルギーや安全保障の問題に対してイノベーションに基づいたソリューションを提供すべく、基礎・応用研究を行っています。

ORNL では、科学分野の進歩、クリーン エネルギー、安全保障といった、エネルギー省が提示する国家ミッションをサポートしています。

挑戦

SharePoint 2010 のサポート期限が終了することを受け、ORNL では 4,500 人分の従業員データを含む 2.7 TB のデータを Office 365 へ移行するべきと判断しました。

ORNL では当初、オンプレミス インフラストラクチャの廃止によって期待できるコスト削減を理由として、Office 365 への移行を決定しました。さらに、クラウド型のMicrosoft プラットフォームに登場した最新のアプリケーションと機能についてもメリットを感じていました。

加えて同社では以前、従来のプラットフォーム機能を利用して SharePoint 2007から 2010 への移行をすべて社内で行っていました。

ORNL で Web サービス グループ リーダーを務める Lara James 氏は、移行プロジェクトを直接経験したことで、サード パーティーの移行ソリューションとサービスを活用した方がより効果的であると判断しました。

「従来の方法では、移行にかなり時間がかかっていたと思います。」 と、James 氏は語ります。「実際に、 5 年前 SharePoint 2007 から SharePoint 2010 への移行をすべて社内で行った際は、今回と比べて 3 倍の時間がかかってしまいました。社内コンテンツの移行には、膨大な数の人員を必要とすることを実感しました。」

AvePoint のソリューション

サード パーティーの移行ソリューションとサービスを活用しながら、ORNL では移行プロジェクトに関して、データ ディスカバリー、計画、実行まですべてを自社ニーズに基づいて進めることができました。

プロジェクトに際して同社ではまず、関連性の高い重要な機密コンテンツを特定するためのディスカバリー タスクから開始しました。これにより、どのコンテンツを保持・廃棄する必要があるのか、判断基準が明確化しました。

ORNL では、130 件の SharePoint サイト コレクションを移行する必要があり、その他の 15 件はアーカイブが、そして 20 件は削除が可能であると判断しました。「ディスカバリー ツールを利用して、移行が必要なカスタマイズ内容を発見することができました。」 と、James 氏は語ります。

SharePoint カスタマイズのそのままの移行は不可能であるため、カスタマイズのワークフローを残すか、カスタマイズ機能をクラウドで再現するかを判断する際に、ディスカバリー機能が役立ちます。

ORNL では、43,000 件のリストと 360 万件のオブジェクトを含め、合計 2.7 TB 分のデータを SharePoint 2010から Office 365 へ移行しました。コンテンツの移行は 117 日間ですべて完了し、当初のスケジュールよりも早く終了することができました。

最終結果

移行プロジェクト全体を通して、ORNL は以下の要件を最も重要視していました。

メタデータ: 300 万件以上のオブジェクトを含むメタデータを、すべて完全に保持できることが重要でした。

スピード: SharePoint 2010 のサポート終了期限が近づいていため、Office 365 へのスピーディーな移行を求めていました。

稼働時間: 研究所での通常業務に支障が出ないよう、ピーク時を避けて移行ジョブを実行するためのスケジュール機能が重要でした。

移行が完了してから、ORNL ではオンプレミス インフラストラクチャのメンテナンス費用や、社内のデジタル ワークスペースが業界基準を下回ることを心配する必要がなくなりました。

社内のみで行う移行と、サード パーティーによる移行サービスの双方を経験した James 氏は、これから移行を検討している組織に向けて語ります。「特に膨大な量のデータ・カスタマイズを移行したい場合は、サード パーティー製品の利用を強くおすすめします。」

会社概要

AvePoint は、デジタル トランスフォーメーションを目指す企業・組織に、Office 365 ソリューションの移行·導入サービスと補完製品を全方向的に提供するソリューション ベンダーです。

「情報プラットフォーム利活用の推進」「働き方改革」「TCO 削減」 など、業種・業界に応じたニーズを、全世界 16,000 組織・700 万人のユーザーに提供しています。