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2022年3月 SaaS 製品の最新アップデート・新製品のご案内/ランサムウェア対策も

AvePoint Japan カスタマーサクセスチームの金です。 

今日は、弊社の AvePoint Online Services (以下、「AOS」) の新しい機能やサービスを紹介したいと思います。弊社の AOS は、2 ヶ月に 1 回新しい機能をリリースしており、3 月の場合、6 日(第一週目の日曜日)に日本のAOSテナントに展開されております。

 

アップデートの概観についてはこちらのブログをご覧ください。

AvePoint クラウド サービス 2022 年 3 月のアップデート内容をご紹介

 

今回のアップデートで展開された主な機能を詳しくご紹介いたします。 

機能アップデート①AvePoint Cloud Backup (ACB)  

1.ランサムウェア検知機能 

AvePoint Cloud Backup (ACB) の新機能として、一番インパクトがあるのは、ランサムウェアの検知機能でしょう。機械学習アルゴリズムを利用し、OneDrive に対して、ランサムウェアに感染したファイルの検出・レポート・復元まで可能な最新の機能を提供しています。 

14 日間の分析を通して学習データを溜め、増分バックアップのタイミングで感染の疑いがあるファイルを検知することにより、リスクの早期発見が可能です。 

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【関連記事】 AvePoint Cloud Backup でランサムウェアの検知能力を向上 

感染の疑いがあるイベントがいつ発生したのか確認し、素早い調査をサポート、バックアップデータからすぐに正常な状態に復元することが可能です。 

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今後、Cloud Backup for Google WorkspaceCloud Backup for Salesforce にも本機能を追加し、SharePoint Online、Teams にも機能を展開していく予定です。 

【関連記事】増加を続けるランサムウェアの被害を防ぐ 9 つの対策 

 

 2.柔軟なリテンションポリシー 

ACB、Microsoft 365 のサービス毎に、保持期間を設定することができるようになりました(更新前には保持期間の変更はできませんでした) 

ACB をご利用のお客様の中で、EXO のみ 1 ヶ月間の Microsoft 365 テナント上の保持ポリシーが設定されている場合、ACB もバックアップデータを 1 ヶ月間保持するように設定ができます。 

 

機能アップデート②AvePoint Cloud Governance (ACG) 

1.ゲストユーザーに関するガバナンス機能の強化 

外部ユーザー招待サービス内の設定に、連絡先が非アクティブの場合を想定した自動エスカレーションプロセス機能が追加され、ゲストユーザーのブロック、Azure AD からの自動削除ができるようになりました。 

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 2.プライベートチャンネル ガバナンス機能の強化 

昨年、11 月にプライベートチャンネル作成サービスが追加され、今年 1 月にプライベートチャンネルのクォータ制御機能が追加されております。 

さらに今回払い出したプライベートチャンネルの設定変更サービスがリリースされております。 

3.更新監査レポート 

各ワークスペースのタイムラインに表示される監査履歴機能が強化され、監査担当者によるレポートへのアクセス、Excel へのエクスポートができるようになりました。 

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【関連記事】アイデンティティ ガバナンスとデータ ガバナンスの違いと必要性 

【関連記事】 Microsoft Teams チャネルをパブリックからプライベートへ変更する方法 

 

 

機能アップデート③Policies & Insights (PI) 

1.Insights でゲストユーザーに関するレポート機能を大幅強化 

レポートの機能強化により、セキュリティリスクを軽減できるようになりました。 

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 2.Insights でセキュリティグループに含まれているゲストユーザーも可視化 

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3.Insights でユーザーの絞り込みと整理が可能に 

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4.Policies に孤立したユーザーのスキャン機能を追加 

AvePoint Cloud Governance (ACG) にて、アクセス権棚卸を実施する際、不要なチェックを防ぐことで短時間でのオペレーションが可能になります。 

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5.Policies サイトストレージ(クォータ)の強制 

対象のサイトに対して、一括適用が可能になります。ACG で払い出し時にクォータを制御している場合、本設定は不要です。 

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機能アップデート④Cense 

Cense は昨年、Microsoft 365 のライセンス管理のために新しくリリースされたサービスです 

ビジネスユニット毎のライセンス管理 

部署毎、リージョン毎のライセンス管理のタスクの委任 

非アクティブ、重複ライセンスを検知し、ライセンスの変更、割り当ての取り消し 

上記機能を利用し、ライセンスの運用やコストの最適化が実現可能です 

GUI 及びレポートまた最適なライセンス提案を行うインテリジェントレポート、重複ライセンスのチェック機能等が追加されております。 

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【関連記事】 Microsoft 365 のライセンス管理に AvePoint の Cense が 役立つ 3 つの理由 

 

AvePoint の新しいサービス  

AvePoint EnPower 

AvePoint EnPower Logo

今回、AvePoint の新たなサービスAvePoint EnPower がリリースされました。 

Microsoft 365 の権限ですと、IT 管理者側にタスクが集中されてしまうため、グループ個社、異なるリージョンへの権限の譲渡、より効率的に管理が可能な機能を提供しています。また、Microsoft 365 の利活用や ROI を向上させるために、サービス毎のアクティビティが把握できるレポートを提供します。 

詳細は以下のブログをご確認ください。 

Microsoft 365 管理を変革する AvePoint EnPower の機能 

 

3 月にリリースされた主な機能や新しいサービスの紹介は以上となります。 

今後は、2 ヶ月毎に AOS の新機能やサービスの情報提供を定期的に出来ればと思っています。 

引き続きよろしくお願いします。 

 

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