2020 年 11 月の Microsoft Teams 注目新機能 ご紹介
皆様こんにちは、AvePoint の中村太一です。
11 月にも、Microsoft Teams に様々な新機能が搭載されました。今回の記事では、 2020 年 11 月の Microsoft Teams 注目新機能 ご紹介として、私が注目する 2 点「 Microsoft Dataverse for Teams 一般提供開始 」「ノイズ抑制機能の展開開始 」をピックアップしてみたいと思います。皆様のより良い Teams のお役に立てれば幸いです。
Microsoft Dataverse for Teams 一般提供開始
まず取り上げたいのが、Microsoft Dataverse for Teams です。こちらは 7 月末に公開したブログ記事 に少し記載がありますが、元々は「 Microsoft Dataflex 」として発表され、その後諸事情により「 Project Oakdale 」としてパブリック プレビュー版として展開され、そして今回正式名称「 Microsoft Dataverse for Teams 」で一般提供が開始されたという、少々ややこしい背景を持っています。
「そんな名前は聞いたこともない」という方は、背景は無視して正式名称 「Microsoft Dataverse for Teams」で覚えることをお勧めします。
この Microsoft Dataverse for Teams を利用すると、Microsoft Teams の中限定で 「Power Apps でアプリを作成」「Power Automate で自動化」「Power Virtual Agents でチャット ボットを作成・利用」 などの強力な機能が利用できるようになります。いずれも強力なツールだけに、Microsoft Teams の活躍の幅・便利さがさらに広がるのではないでしょうか。
ノイズ抑制機能の展開開始
いよいよノイズ抑制機能が展開開始されましたね (2020 年 12 月 1 日時点では展開中の模様です。まだの方はお楽しみに!)。こちらの機能は、デスクトップ アプリの設定画面 デバイス 内に表示されます。
Microsoft による 「ポテトチップスをバリバリ食べても音が聞こえない!」という、インパクトある内容のデモ が印象的だったこの機能。
早速設定値を「高」にして試してみましたが、すごいです! ビニール袋を猛烈な勢いでガサガサしながら話してみると声だけ聞こえ、雑音が一切消えます。
ただし、利用には若干制約がある・PC のリソース消費が多くなるため、まずは試してみることをお勧めします。詳細は、Office サポート ページ 「Teams 会議でのバックグラウンドの雑音を軽減する」 で確認できます。
いよいよ来週生配信開始! 12 月 8 日ウェブセミナー「業務効率アップの鍵は見える化にあり」
来週 12 月 8 日 (火) の 12 時 5 分から、「業務効率アップの鍵は見える化にあり!」と題した AvePoint ウェブ セミナーに登壇します。
Microsoft Teams の利活用が促進されればされるほど、参加するチームが増え、似たようなチームが複数出てきてどっちで会話をして良いかわからなかったり、 Microsoft Teams 以外に単独で SharePoint のサイトが多数存在すると、どこでドキュメントを共有すればいいか迷ったり、Yammer にも類似したコミュニティがあると更に混乱が深まり…というような課題が出てきます。
このような課題に対するベストな解決策は、例えばその組織の業務の進め方やコミュニケーションの取り方、どのような業務を行っているかなどに大きく影響されるため、「どの環境でも通用する絶対的な正解」 というものは存在しません。
しかし、違いがあるとはいえ、そこは同じ Microsoft 365 環境。どのような場合に混乱が生じやすいか、気をつけるポイントなどは、ある程度共通しています。
セミナー当日はそのようなポイントをご紹介しながら、上記のような「大混乱状態」 を未然に防ぐことができる機能を備えた、AvePoint のクラウド サービス MyHub (マイハブ) を紹介させていただきます。
すでに多数の申し込みを頂戴しており、私も裏方スタッフ陣も大変張り切っています。まだ申し込みされていない方、是非ご参加ください! 「時間が空くかどうか…」という場合も、事前のお申込みをいただいていれば、放映終了後にメールで録画ビデオが届きますので、是非忘れないうちに事前登録を! お待ちしています。
