金曜日, 9月 22, 2023
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OneDrive から OneDrive へ安全にデータを移行する方法とは?

OneDrive から OneDrive へのデータ移行にはいくつか選択肢があります。

たとえば、ファイルやコンテンツは手動で移すことも可能ですが、AvePoint の移行ツールである FLY などのサード パーティ製品を活用することも可能です。

ここで注意しなければならないのが、移行できるからといって、その方法が必ずしも安全とは限らないということです。

この記事では、OneDrive のファイルを移行する際にデータを適切に保護する方法をご紹介します。 

 

OneDrive のファイルを移行する主なケース 

企業がデータの移行に踏み切る理由はさまざまで、例えば以下のようなケースが考えられます。 

  • 新しい OneDrive アカウントへのファイル転送 
  • ドキュメントのバックアップ先の追加 
  • 共有アカウントから個人アカウントへの移行 

OneDrive の移行における課題のひとつとして、移行にはデータ セキュリティ上のリスクがつきまといます。

だからこそ、移行を安全に遂行することを最優先に考える必要があり、実際に移行する前に、移行に伴うリスク レベルを評価することが大切です。 

 

OneDrive から OneDrive へのデータ移行:従来の方法 

OneDrive から他のテナントへ、ファイルを簡単に移行させられるネイティブ ツールは存在しません。手動で移行する場合は、以下のような手順で行うことができます。 

① ファイルをダウンロードしてアップロードする方法

テナント間で OneDrive のコンテンツを移す、最もシンプルな (そして非常に面倒な) 方法です。移したいデータのあるアカウントや古いアカウントから全ファイルをダウンロードした後に、移行先のアカウントに手動でアップロードします。

onedrive migration

この方法では、ファイルが一旦ローカル コンピューターにダウンロードされるため高いリスクを伴います。さらにダウンロードやアップロードにも膨大な時間と労力がかかります。 

② 共有フォルダを作成する方法

ファイルを実際に移行するわけではありませんが、移行先アカウントが常にファイルにアクセスできるようになります。 

  • OneDrive にアクセスし、フォルダを新規作成します。わかりやすいように「共有フォルダ」という名前をつけても良いでしょう。 
  • その後、すべてのファイルまたは移行先アカウントで共有したいファイルを選択します。 
  • 移行先アカウントで新規作成したフォルダを共有します。こうすることで、移行先アカウントのサイトの共有タブからコンテンツに簡単にアクセスできるようになります。 

onedrive migration

同期ツールを使用する方法

OneDrive 同期アプリのように、OneDrive を別の場所に同期するネイティブ ツールも利用できます。正しい同期の設定については、こちらのガイドをご覧ください。

 

従来の OneDrive 移行方法が抱える問題 

上記の方法も、たしかに移行の要件は満たします。しかしいずれも非常に限定的であり、データの安全性も保証されません。

事前に権限が適切にマッピングされておらず、対象アカウントへアップロードされたドキュメントの一部が動作しなかったり、アクセスできなかったりする可能性があります。また、ネットワークや認証情報などが原因で正確に同期できないケースもあります。 

 

OneDrive から OneDrive へのデータ移行:AvePoint FLY の場合

OneDrive の移行において、ネイティブ ソリューションでは組織が定める安全性とセキュリティの要件を満たせないおそれがあります。

サードパーティの移行ソリューションの価値はそこにあります。

FLY は、データの確実な保護とプロセスの合理化を実現するソリューションです。

さらにマッピングと権限も必要条件に含まれているため、移行されたデータは確実に利用できます。 

FLY steps JP 1

さきほどご紹介した簡単な 3 つの移行方法とは異なり、FLY では以下のようにして OneDrive ファイルを移行します。 

 

AvePoint FLY の移行ステップ①移行用の接続を確立

まず移行元のアカウントと移行先のアカウントの接続を確立します。 

Create connection JP

 

AvePoint FLY の移行ステップ②移行ポリシーを作成

次に移行対象のオブジェクトおよび権限を定義し、ユーザーのマッピングを有効化して、OneDrive for Business の移行に伴うファイルの秘密度ラベルを管理します。

Create migration policy JP 1

これによりデータの安全性を高めます。 

 

AvePoint FLY の移行ステップ③ユーザーおよび権限のルートを作成

移行元のプロパティと移行先のアカウントを一致させるルートを作成します。

User and Permission JP

こうすることで、移行が行われた後に適切なユーザーのみがアクセスできるようになります。 

 

また、その後も包括的なダッシュボードで移行の状態を監視し、詳細なレポートをエクスポートしてプロジェクトを明確に把握することが可能です。 

 

AvePoint の FLY で OneDrive のデータを簡単かつ安全に移行

移行において重要なのが、必ずどのようなリスクが想定されるかを確認しておくことです。

もし移行ツールを活用することで労力をかけずにこの課題をクリアし、安全かつ確実に移行を完了できるのであれば、それに越したことはないでしょう。

FLY の詳細情報はこちらからご覧ください。公式サイトより無料トライアルもお試しいただけます。

 

※この記事は、米国 AvePoint で 2022 年 3 月 28 日付で公開された記事 “How to Have A Safe OneDrive to OneDrive Migration” を日本語編訳したものです。


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