金曜日, 9月 30, 2022
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SharePoint 2019 と Microsoft 365 を比較。自社に適しているのは?

SharePoint 2019 がリリースされてから数年たちますが、環境の変化に伴い、オンプレミス環境を維持するか、クラウドに移行するか、ハイブリッド環境を構築するかを決断すべき時が来ています。SharePoint 2019 も前身の SharePoint 2016 と同様に「クラウドのスナップショット」であり、2018 年初頭に Office 365 からコードを取り込んだソリューションとなっています。また、これまでのバージョンよりも開発期間が短縮されました (それに伴いオンプレミス版の変化も速くなっています)。 

この記事では SharePoint の進化について簡単に振り返り、SharePoint 2019 と Microsoft 365 のどちらへの移行が適切か判断するための材料をお伝えします。比較する対象は主に、ユーザー エクスペリエンスと管理面での改善点です。セキュリティ面の比較が知りたい方もいらっしゃると思いますが、それについては改めて別の記事でご紹介します。また、SharePoint 2010 も一部ではいまだに使われていますが、今回はオンプレミスの現在サポートされているバージョンについて簡単に見ていきます。 

※この記事は、米国 AvePoint で 2018 年 1 月 9 日付で公開された記事 “SharePoint 2019 vs. Office 365: Which is Best For Your Organization?” の内容をもとに抄訳したものです。

SharePoint 2013 

SharePoint 2013 では、2 分野に焦点が当てられました。Office 365 (現 Microsoft 365) が真の意味で誕生した年ということもあり、オンプレミス面での改善はあったものの、SharePoint 2007 から 2010 への変化に比べると目立たない内容となっていました。

ユーザー エクスペリエンス  管理 
  • FAST Search の導入 
  • ソーシャル ニュースフィード 
  • コミュニティ テンプレート 
  • 電子情報開示 
  • SharePoint アプリ 
  • 共有 
  • OneDrive との同期
  • Office ウェブ アプリ サーバー 
  • ハイブリッド型に対応 
  • PowerShell 

 

SharePoint 2016 

SharePoint 2016 は、まさに「クラウドから生まれた」バージョンと言えるでしょう。SharePoint 2016 で Microsoft は初めてクラウドでの成功に必要な管理機能とユーザー エクスペリエンスをリファクタリングし、技術として形にしました。

ユーザー エクスペリエンス  管理 
  • 耐久性の高いリンク 
  • OneDrive for Business 
  • チーム サイトのフォロー 
  • プロフィールのリダイレクト 
  • モバイル 
  • ハイブリッド アプリ ランチャー 
  • 閾値と制限 
  • 検索 
  • シナリオ ピッカー 
  • MinRole 
  • ダウンタイムなしにパッチを適用 
  • サイト作成を高速化 
  • 検索を改善 
  • 高度なハイブリッド機能 

SharePoint 2019 と Microsoft 365 のユーザー エクスペリエンスを比較 

SharePoint 2019 と Microsoft 365 が このブログが公開された 2018 年 11 月時点で提供している内容はこのようになります。SharePoint 2019 は今後改良されていくでしょう。また、Microsoft 365 もこれまで変化を続けてきましたし、これからも間違いなく変わり続けます。最新情報にキャッチアップするにはMicrosoft 365 のロードマップMicrosoft Tech Community を確認すると良いでしょう。 

SharePoint 2019  Microsoft 365 
  • OneDrive (次世代の同期クライアント) 
  • モダン 
  • チーム サイトとコミュニケーション サイト 
  • ページ 
  • リスト/ライブラリ 
  • SharePoint Home 
  • 大容量ファイルに対応 
  • 特殊文字に対応 (ファイル名) 
  • URL 最大文字数 400 文字 
  • SharePoint Framework (SPFx) 
  • OneDrive (次世代の同期クライアント) 
  • モダン 
  • サイト、チームとコミュニケーション 
  • ページ 
  • リスト/ライブラリ 
  • ハブ サイト 
  • SharePoint Home 
  • 大容量ファイルに対応 
  • 長い文字列に対応 
  • SharePoint Framework (SPFx) 
  • Microsoft Teams 
  • Yammer 
  • Power Apps とフロー 
  • Delve 
  • Stream 
  • Planner 

SharePoint 2019 と Microsoft 365 を管理面から比較 

管理面でのメリットは、お客様の環境にも左右されます。オンプレミス版ではサービスのあらゆる要素をコントロールできます。しかし、このメリットと引き換えに時間や実際のインフラが必要になります。Microsoft 365 では自らコントロールできることは少ないですが、より高度な機能を利用できます。少々比較しづらいですが、SharePoint 2019 の新機能の一覧と Microsoft 365 の概要は次のようになります。 

SharePoint 2019  Microsoft 365 
  • 最新の IIS API 
  • 最新の Powershell 
  • アップデートされた Health Analyzer 
  • ごみ箱の復元機能の改善 
  • 高度なハイブリッド シナリオ 
  • SharePoint および OneDrive の管理センター 
  • 共有、ストレージ、同期、デバイス アクセス 
  • セキュリティとコンプライアンス センター 
  • 分類、データ ガバナンス、脅威の管理、レポート 

SharePoint 2019 と Microsoft 365 のどちらが自社に適しているのか 

この記事では SharePoint の進化の歴史を振り返り、SharePoint 2019 と Microsoft 365 を簡単に比較しました。Microsoft はクラウドを重視していますが、自社にとって最適な機能はオンプレミス版で利用できることも事実です。また、SharePoint については、オンプレミス版とクラウド版で、それぞれにメリットとデメリットがあるため、組織のニーズに最も適したソリューションを選択することが重要となります。 

関連ブログ①: SharePoint / SharePoint Online とは? 今さら聞けない機能と使い方を解説 

関連ブログ②: SharePoint イントラネットが今後も残り続ける理由 

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