木曜日, 5月 19, 2022
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Power Apps でオンライン教育環境を改善する 4 つの方法

新型コロナウイルスの感染拡大により急激に進んだリモート教育への移行は、さまざまな困難を伴いました。ですが、これは同時に教育機関が新たな技術の導入と実験を行える好機でもありました。 

目標実現のためには、適切なテクノロジーやソリューションの活用が不可欠です。しかし、Microsoft ですらプログラマーやデータ サイエンティスト、テクノロジーの専門家の不足を認めているのが現状です。そして当然ながら、大学では教育者の質が他の業界以上に重視されます。 

その中で、高等教育機関などの組織を強力に後押しするイノベーション ツールとなるのが Power Apps です。Power Apps を活用することで、たとえ複雑なアプリケーションを作るノウハウがなくても、組織のプロセスを変革し、オンライン教育の要件を満たすアプリケーションを構築できます。 

この記事では、教育機関による Power Apps の 4 つの活用方法をご紹介します。 

※この記事は、米国 AvePoint で 2021 年 8 月 2 日付で公開された記事 “4 Ways to Leverage Power Apps for a Better Online Education Space” を日本語編訳したものです。

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1.教育戦略のパーソナライズ 

Microsoft はホワイトペーパーの中で、さまざまな教育システムで、学習のパーソナライズが従来型の学習プロセスよりも効果的なことが明らかになっていると報告しています。 

大規模なコミュニティである大学で学習をパーソナライズするというのは、複雑なプロセスのように思えるかもしれません。しかしこのホワイトペーパーは、学生を主眼に置きテクノロジーを駆使したモデルは強力で、大規模な組織においてもパーソナライズを実現できると指摘しています。 

Power Apps を活用することで、学生を中心とした学習を実現できます。学生が関心のあるテーマや授業で必要な事柄について学ぶのを支援するシンプルなアプリを作れば、学習が楽しくなるだけでなく、インクルーシブかつ生徒のニーズに沿った教育が行えるようになります。 

Microsoft が提供するデジタル学習ツールを見れば、シンプルなソリューションがいかに学習者にとって効果的かつ大きな影響を与えられるかが分かります。 

2.オンラインの大学コミュニティの構築 

実際のところ、コミュニケーションは偶発的に上手くいくものではないということもあって、リモート学習は学生にとっても教育側にとっても困難を伴うものとなっています。 

先程のホワイトペーパーでは、人間の脳は、共同作業を行うことでより多くの部分が活性化し、学生の学習効果も高まると述べられています。これを考えれば、学生にとっては、場所や時間帯を問わず他の学生や教育者と同時に作業し、意思疎通できるコミュニケーション アプリの方が積極的に取り組みやすいのかもしれません。 

一方、マッキンゼーは調査を通じて、実際の講義室などに似せたバーチャル空間が、オンライン学習プログラムの成功の鍵を握ると分析しています。学生センター、相談およびガイダンス用のアプリ、サポート用のシンプルなチャットボットを構築することで、パンデミックの最中や終息後にも、学生が格段にリモート学習に適応しやすくなります。 

また、マッキンゼーは別の記事で、オンライン プラットフォームで教師向けのフォーラムを開催し、ベストプラクティスやディスカッション、イベント等の関心事を共有して、よりつながりのあるコミュニティを実現すべきであると提案しています。 

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3.学習プロセスの改善 

学習者や教育者のニーズは進化を続けており、彼らを長期的にサポートするには、このニーズを満たす新たなソリューションを探し続ける必要があります。何よりも重要なのが、革新的なアプローチを採用することです。 

そして、新たなツールが使えるようになるのをただ待つのではなく Power Apps でアプリを設計しましょう。これにより、提出プロセスの自動化や成績に関する透明性の高いポータルの構築、フィードバック アプリの作成など、教育方法を自分の思い通りに改善できます。 

また、学習プロセスの改善において、学生だけに焦点を当てる必要はありません。マッキンゼーは先程の記事の中で、オンライン教育の規模を拡張するベストプラクティスのひとつとして、教員をサポートするエンドツーエンドの標準化されたプロセスを挙げています。これを導入することで、教員は授業計画や、よりパーソナライズした戦略的な教育アプローチの構築に集中できるため、学習プロセスの改善につながります。 

4.管理プロセスの改善 

教育機関は、新型コロナウイルスの感染拡大前から管理面でさまざまな問題を抱えていました。Microsoft が紹介しているこの事例のように、管理者として適切なソリューションを活用し、大学が保有するデータに基づいて動くことで、学習成果と効率を改善し、管理面におけるさまざまな問題を克服できるでしょう。 

Power Apps を Power Platform の他のツールと組み合わせることで大学の管理プロセスの自動化や改善を後押しし、大学独自の他のニーズにも応えられるようになります。 

Power Apps が教育で果たす役割についてのまとめ 

さまざまなツールやテクノロジーが利用できるようになり、リモートやハイブリッド型の教育環境が浸透した今、教育機関に革新的な取り組みを求める声が高まっています。 

教育現場のリーダーとして、皆様はこの厳しい競争のなかで大学を成功に導く責任があります。そのための重要な取り組みとして挙げられるのが、コミュニティを活性化させるため、最新技術やこれからの技術を探求し、イノベーションに必要なスキルの習得を促す場を提供することです。 

Power Apps 等のツールを戦略的に導入することで、大学独自のニーズを満たすソリューションを構築し、全体的に質の高い体験を学生に提供できます。変わるべきものを変革するために動き、効率化や革新的な考え方、より快適なキャンパスライフへの扉を開きましょう。 

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