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#MicrosoftTeams、その魅力: Microsoft の Matt Berg 氏に聞く、Microsoft Teams の使いこなし方 [ダイジェスト版]

※この記事は、2016 年 11 月 21 日に 米国 AvePoint のブログに掲載された “Obsessed With Microsoft Teams: Matt Berg Explains Why You Should Be Too [Video Interview]” の部分訳となります。

Teams! Teams! Teams!

このところ、Office 365 での Microsoft Teams のプレビュー版提供開始が大きな話題をさらっています。チームメイトとのコミュニケーションにチャット ツール・インスタント メッセージを愛用している皆さんには、非常にうれしい機能となることが予想されます。

今回は、ウィーンで開催された European SharePoint Conference (ESPC) の会場にて、Microsoft の Matt Berg 氏 (Senior Specialist of Productivity) に行ったインタビューの模様をお届けいたします。インタビューでは、Berg 氏 (以下敬称略、Matt と表記) が Microsoft Teams に夢中になっている理由について語っていただきました。

※日本語抄訳はビデオの下に記載されています

(0:08-1:14)
Dux
: こんにちは! こちら、ESPC 会場の Dux です。ビデオ インタビュー シリーズ 「Dux Quax」 をお届けしています。Matt、ESPC の印象はいかがですか?

Matt: 非常に楽しんでいます。ESPC への参加は 5 回目となりますが、今回が一番ですね。1,000 人以上の参加者に、SharePoint への熱意がよくわかる雰囲気、クラウド、Office 365。とても有意義な時間を過ごすことができています。

Dux: 本題に入る前に、まずは自己紹介からお願いします。

Matt: 皆さんこんにちは、Matt Berg です。Microsoft に勤務して 15 年になります。シアトルの SharePoint 製品グループで 6 年間過ごしてから、5 年前に LA に移り、Office 365 のソリューション スペシャリストとして Office 365 全体をカバーするようになりましたが、やはり SharePoint に最も親しみを感じていますね。

Dux: なるほど。製品チームに所属していた経験があるわけですね?

Matt: はい。SharePoint が創り上げられていく過程を見ることができたのは、とてもよい経験でした。ちょうど FAST が買収されたあたりで Microsoft に勤め始めたのですが、名前こそもう FAST ではありませんが、Office 365 や SharePoint、Dell の検索には今も大きな存在です。
(1:32-4:49)
Dux: ここで、今回のカンファレスについてお尋ねしたいと思います。少し前に、Microsoft Teams についてのセッションを持たれていましたよね?

Matt: カンファレンスが始まった頃は、みんなオンプレミスに注意・関心を集中させていました。しかし今では、クラウドについて語られる機会も多くなりました。

それに、完全クラウドが不適切なら、ハイブリッド クラウドという選択肢も優れているということに気づく人が増えてきたのも喜ばしいことですね。非常にエキサイティングな機会です。

Microsoft Teams、Planner、それにガバナンスやセキュリティについてのセッションも数多く開催されています。すべて、非常に興味深いトピックです。

Dux: Microsoft Teams について、そして我々が Teams を使うべき理由について教えてください。

Matt: Microsoft Teams に夢中です。大好きですね。自分のグループや、特定のブロジェクトについてのタスクをこなすには最高です。

もちろん、全員に向いているツールではありません。Microsoft Teams は、何よりもチャット ベースのワークスペースです。ですから、チャットがあまり好きでないユーザー、すぐに返答が飛び交うようなシステムが好みでない方は使わない方がいいでしょう。

しかし、チームとつながるには非常に優れた方法ですし、どのようなデバイスからでも使えます。ひとつにまとまったワークスペースでタスクを最速で終わらせるのにはとても向いていると思います。

Dux: Microsoft Teams がローンチされたとき、サティア (・ナデラ氏・Microsoft CEO) が言ったのは、道具箱に道具がたくさん入っているように、(Microsoft には) たくさんの道具、つまりツール、ソリューションが揃っている。どれを使わなくてはいけないというものでもなくて、使える道具が揃っているというわけですね。

Matt: まさにそうです。もちろん、チャットの部分は使っても使わなくてもいいのですが、すべてのファイルは SharePoint に格納されているし、OneNote もある。つまり、もし Microsoft Teams の環境にユーザーがいなくても、グループとのコラボレーションはできるんです。

Dux: この前、顧客に 「また新しいツールが出たのか?」 と尋ねられたんですが、まさにその通りで、Microsoft Teams、Outlook、SharePoint に、グループや Yammer もある。でも、Microsoft Office にもたくさん種類がありますが、実際に使ってみると、ちゃんと使い分けができています。今この時代に、「Word で表を作ろうか? それとも Excel?」 と悩むことはないですよね。使っていけば、自然にわかっていくことです。

Matt: なるほど。

Dux: もちろん、時間はかかります。慣れるまでに時間は必要ですが、こんなにたくさんのイノベーションと機能、それにプラットフォーム間の優れた接続性は、最高の価値提案になると思います。

Matt: Office 365 のすべてをつなげているのはグループです。グループは、組織のメンバーがどのように働くかを決めるメンバーシップ ツールです。そこさえしっかり押さええておけば、あとは非常に簡単です。

Dux: イノベーションといえば、2016 年はまさに SharePoint の年になりましたね。SharePoint がカムバックを果たした年ともいえます。2016 年のハイライトや、顧客から学んだことについて是非聞かせてください。

Matt: いい質問ですね。Microsoft Teams や Planner のように、以前であれば大金を費やして作っていたものが、今はプラットフォームに組み込まれています。

SharePoint や Office 365 を新たに導入する企業にとっては、使いやすくよい環境が整っていると言えると思います。

あとは、モビリティはとても重要ですね。昔はローンチの際、iOS にアプリが 2 つ、Bing と Lync 2010 だけ、ということもありました。今は、40 から 50 個のアプリが入っています。この変化のおかげで、モバイル デバイスでどこからでも仕事ができるようになりました。

Dux: 以前であれば、チャット ベースのシステム、コラボレーション ツール、プロジェクト マネジメント ツールなどは、すべてお金を出して買うものでした。でも、今は追加料金を払う必要もなく、すべて組み込みで手に入る。しかも常に改善は続くわけですよね。これはとても大きなことです。

Matt: それに、シャドウ IT 対策にもなります。Microsoft Teams や Planner のように、ユーザーが使いたいツールを提供することで、環境のコントロールにもつながります。

 

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