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【イベントレポート】 ICT利活用で自治体業務の電子化を支援!!自治体総合フェア 2015

【自治体総合フェアを振り返って】

5月18日から 1 週間続いた CityNext ウィークも、気が付けばあっという間に終わってしまいました。ブースにお運びくださいました皆様・会場でサポートしてくださった関係各所の皆様に、深く御礼申し上げます。
CityNext ウィークには、日本マイクロソフト主催の CityNext ソリューション フォーラムを皮切りに、自治体総合フェア京都スマートシティエキスポ 2015 の 3 つのイベントに参加しました。今回は、AvePoint が日本マイクロソフト様と共同出展を実現し、充実した機会となった第 19 回 自治体総合フェア を振り返ってみたいと思います。

自治体総合フェア2015

「安心と活力ある地域社会の実現~協働・情報・減災」 を掲げた 2015 年の自治体総合フェアは、5 月 20 日から 22 日まで、東京ビッグサイトの西展示棟にて開催されました。「自治体経営の革新・業務の効率化・行政サービスの向上により、地域住民が真に豊かさを実現できる魅力ある地域社会の実現を目指す」 ことを目的とする同フェアでは、公共・民間の両方から、様々なソリューションや取り組みについての展示が展開されました。会場は 「環境・エネルギー」「災害対策・危機管理」「電子行政・地域情報化」「健康・福祉・子育て」「まちづくり・地域活性化」 の各エリアに分かれていましたが、AvePoint はこのうち「電子行政・地域情報化」 エリアにブースを置き、マイクロソフト社の 「CityNext」 対応ソリューション 「Citizen Connect」 をアピールしてきました。


【自治体と ICT 利活用のいま】

少子高齢化対策や災害対策、電子行政の推進および ICT の利活用など、自治体が直面する課題はさまざまです。今回参加した 117 社・団体が紹介する製品やソリューションは、クラウドサービスを利用したエクササイズ・プログラムの提供から、ビッグデータを活用した観光の活性化ソリューション、災害時の安否確認プログラムまで、さまざまな方面から自治体行政の抱える課題にこたえる試みがなされていることを、改めて実感できる機会となりました。

また、マイナンバー制の導入が迫っていることを受け、情報漏えいに関する教育ソリューションやファイル消去ソフトウェア、ネットワークセキュリティ関連製品、廃棄書類を徹底的に裁断できる高性能シュレッダー (裁断後の紙は 「感動するくらい細かくなる」 そうです!) など、ハード・ソフトの両面から各社・団体が取り組みを本格化させていることが伺えました。

国内では 佐賀県 の全庁ポータル、国外ではシンガポール政府の福祉行政業務ソリューションなどで既に実績を挙げている AvePoint ですが、住民総合相談窓口タウン ミーティング全庁ポータル などの官公庁・公共団体向けソリューションの特長・活用方法などをもっともっと日本のお客様に知っていただくため、張り切って臨みました。


【AvePoint 講演では、電子化推進のためのステップを紹介】

イベント1日目には、AvePoint シニア コンサルタントの金籠真理が 「小さく始めて大きく伸ばす住民サービス電子化~自治体取り組み事例とともに~」 と題した講演を行いました。AvePoint の最大の強みであるコラボレーションの力を活用し、住民と行政・中央政府と地方自治体など、「あらゆる角度からあらゆる人々をつなぐ」 ソリューションについて、国内外の事例を織り交ぜつつ、電子化推進のためには何が必要か、どんなことに注意して進めるべきかについてお話させていただきました。

自治体総合フェアでは、AvePoint の金籠が住民サービス電子化のためのステップや留意点などについて説明した

講演では、2013 年の 世界最先端 IT 国家創造宣言 に代表される国レベルの情報化戦略に含まれる「オープンデータ・ビッグデータ活用の推進」、「雇用形態の多様化とワーク・ライフ・バランス(「仕事と生活の調和」)の実現」、「利便性の高い電子行政サービスの提供」に着目し、具体的な自治体 ICT 活用を実現するには、何を考慮する必要があるかや、どのように進めるべきかについて、詳しく説明させていただきました。

現在、日本国内のモバイル・ブロードバンド契約数や SNS の利用者などは飛躍的に上昇しています。このような背景をうけ、マイナンバー制の導入などを契機として、公共サービスのワンストップ化導入や電子行政の推進などを検討している自治体も増えています。また、このような背景から、ICT の援用により、地方の活性化や過疎化対策などを通じて、「地方創生」 の実現を目指す動きも強まりつつあります。

しかし、例えば住民からの書類提出をオンラインで受理しても、内部処理にはプリントアウトが必要となるなど、電子化を今一歩活かし切れていないケースも。職員にも住民にも使いやすい情報基盤を構築するためには、まずは情報を中央化・一点集約するとともに、使用者に 「どこに何があるか」 を周知し、業務形態に沿ったポータルを構築することが非常に大事であるという説明に、お集まりいただいた方々も熱心に聴き入ってくださいました。


【AvePoint ブースでは、住民総合相談窓口などをデモ展示】

AvePoint のブースでは Citizen Connect 関連ソリューション として、住民総合相談窓口、タウンミーティング、全庁ポータルの3つをご紹介しました。カタログやデモ機を用意し、営業・技術のメンバーが各ソリューションの特色やアピールポイントについてご説明させていただいたり、いただいた質問にお答えしたりしました。設置したスクリーンで タウンミーティング ソリューションのデモビデオ を同時上映したのですが、足を止めて眺めてくださる方も多く、お話を始めるきっかけにもなったように思います。

自治体総合フェアのAvePointブースでは、住民総合相談窓口ソリューションのデモ展示を行った
ブースでは、騒音、道路の陥没、街灯の修理依頼など、街で気づいた問題を自治体に住民がレポートできる住民総合相談窓口ソリューションのデモ展示を行った
自治体総合フェアのAvePoint ブースでは、オンライン対話集会ソリューションをデモ展示した
自治体市長と住民の対話集会ソリューション。対話集会の会場に直接行けない人も、自宅からネットで参加できる。自治体側はリアルタイムに、特定の議題に対して、参加者のネットアンケートを実施し結果を参加者と共有できる。活用シーンとしては、市長と議会議員、市長と職員など、閉域の双方向コミュニケーションにも応用が可能

官公庁・自治体の職員の方がたはもちろんのこと、地方行政の研究者や都道府県・市町村の議員の方々など、普段お話させていただく機会のなかなかない様々な立場の方もブースにお越しくださり、直接 AvePoint のソリューションについてご説明することのできる非常に貴重な機会となりました。来場者の方の、「テクノロジーに何ができるのか」「自治体がいま抱えている問題に対する解決法にはどのようなものがあるか」 を見極めたいという姿勢が強く感じられ、教えていただくことも数多くありました。

自治体総合フェアのAvePoint ブースでは、官公庁・自治体職員・市町村議員など多くの方が立ち寄ってくださった。

ブースにはボールペンや携帯クリーナーなど、おなじみの AvePoint ノベルティをたくさん用意していったのですが、お越しくださった方から一番好評だったのが特製ストレスボールでした。手に1つ持ったり、たくさん入った籠を下げたりしながら歩き回っていると、来場者の方からはもちろんのこと、近くのブースの方からも 「それ、何ですか?」「トマトですか?」「消火用のボールですか?」 などなどご質問をいただくことも!あまりの人気に、予想をはるかに上回るペースで配布が進み、裏方は在庫準備に大忙しのうれしい悲鳴となりました。

自治体総合フェアのAvePoint ブースで配布した特製ストレスボール
人気を博したAvePoint ストレスボール

繰り返しとなりますが、ブースにお越しくださった皆様をはじめ、関係各所の皆様に深く御礼を申し上げます。今後もこのような機会を利用してお話させていただくことを、メンバー一同心より楽しみにしております。

AvePoint住民総合相談窓口ソリューションのデモビデオ を見る
AvePoint タウン ミーティングのデモビデオ
を見る

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