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【イベントレポート】 Microsoft de:code 2015 に参加してきました!

【Microsoft de:code 2015 に参加しました】

日本マイクロソフト社の主催により、アプリケーション / Web 開発者や IT 管理者、アーキテクトなど幅広い IT 関係者を対象に、5月26日・27日の両日にわたって開催された 2015 年度の de:code は、大盛況のうちに幕を閉じました。内容については @ITマイナビニュース などでも報道されていたため、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。

ゴールド スポンサーとして参加した AvePoint では、ブース出展のほか、「クロスプラットフォーム/デバイスのニーズに応える~SharePoint から広がる次世代情報共有基盤~」 と題し、代表取締役 /CTO の塩光献とシニア テクニカル コンサルタントの三瓶義雄がセッションを行いました。今回のエントリーでは、今年中に発売を予定しているAvePoint の新製品である Office Connect の日本初お目見えともなった de:code の 2 日間を振り返ってみたいと思います。

 

【AvePoint のセッション】

セッションでは、まずは塩光が、加速する情報化社会を背景に、互いにつながり合い・変化に素早く対応できるアジャイルな組織が必要とされていること、そしてその実現を阻む原因のひとつに情報のサイロ化があることからお話を始めました。

例えば、仕事で扱う情報量の大幅な増加により、平均的オフィスワーカーの業務時間の約 38 % が、情報の検索と以前の仕事の編集に費やされます (マッキンゼー調べ、2012 年)。これには 「見つけたい情報が、すぐに見つかる場所にない/他部署・他部門との連携がうまく取れていない」 という情報のサイロ化が大きく関係しています。サイロ化防止のため、情報基盤の構築・運営には、多様なプラットフォームの連携 (糊付け) によるシームレスな情報流通・デバイスを問わない情報の可用性の 2 つのキーワードを考慮する必要があります。

今回のセッションでは、このうち 2つのポイント 「情報の可用性」 と 「基盤の糊付け」 を、マイクロソフトの最新技術を活用してどのように担保・実現していくかを説明しました。

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続いて三瓶が、Office ConnectCitizen Connect のデモを行いました。米国でも 5 月に発売となったばかりの Office Connect は、Outlook メールを添付ファイルごと SharePoint にワンクリックで保存できる機能や、Word や Excel などの Office 系ソフトのメニューリボンから、そのまま SharePoint への移動が可能になるなどの機能で、シームレスな SharePoint 統合・コラボレーションやデータ分類の中央一点集約・ROI の最大化などを実現します。

また、Citizen Connectは、CRM と SharePoint/Office 365 を糊付けする AvePoint の技術を最大限に利用した、住民向け窓口と行政業務を結ぶ連携基盤であり、既に海外の福祉行政業務で採用実績を挙げています。ライフスタイルやワークスタイルの多様化により、いつでも・どこでも利用できる住民サービスがかつてないほど必要とされている日本においても、Citizen Connect が市民と公共行政機関をつなぐ有力なパイプとして機能することが期待されています。

セッションでは、自社の既存業務のフローがどうなっているか正しく把握することの大切さ、多様なプラットフォームを横断して構築するクロス プラットフォーム ソリューションの特長などについてお話させていただきました。

セッションにお越しくださったお客様には、AvePoint 特製モバイル チャージャーのプレゼントもありました。ご紹介させていただいた情報ともども、業務のお役に少しでも立てることを祈っております。

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AvePoint の特製モバイルチャージャー

【AvePoint @ de:code 2015】

有償のイベントであるにも関わらず、de:code には自費参加のお客様が数多くいらっしゃり、きわめて重要な機会として捉えていらっしゃる方の多さを改めて認識しました。

AvePoint のブースには、SharePoint ユーザー様はもちろんのこと、導入を検討中のユーザー様も数多くいらしてくださいました。AvePoint のツールやサービスの名前をご存じの方も多く、新製品の話や既存製品の使われ方など、また、パートナー企業の皆様も陣中見舞いにお越しくださり、とても心強く思いました。お運びくださいました皆様、本当にありがとうございます。

ブースでは、セッションでも紹介させていただいた Citizen Connect や Office Connect のほか、Office 365 対応製品である AvePoint Online Services などの製品のご紹介とデモを実施しました。

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参加者の多様なバックグラウンドを反映してか、いただいたご質問も非常に幅広かったのですが、中でも多くの方にご興味を持っていただけたのが、前述の Office Connect と Compliance Guardian を組み合わせたドキュメント管理方法でした。

ドキュメントを複数名で同時に編集できたり、部署やプロジェクト単位でライブラリを作成できたりと非常に便利な SharePoint ですが、「社外のメンバーとコラボレーションする場合は、メール添付でドキュメントを送信せざるを得ず、バージョン管理が途切れてしまう」「セキュリティ管理を厳密に実行しないと、個人情報・機密情報が書かれたファイルが、全社からアクセスできる場所に置かれてしまう」 などの難点も。

Office Connect と Compliance Guardian の併用により、例えばメールに添付されてきた Wordファイルをドラッグ & ドロップで SharePoint に保存、そのファイルを Compliance Guardian でスキャンし、SharePoint 上の適切な場所に自動的に保存、という二段階管理体制が実現します!IT 管理者やセキュリティ担当者の負担軽減になり、またエンド ユーザーの SharePoint 活用率も向上するという点に、魅力を感じていただけたようです。

また、Offfice 365 へのデータ移行100 GB分が無償となるキャンペーン についても多くのご質問やお問い合わせをいただきました。こちらは期間限定ですので、どうぞお早目にお問い合わせください。

【SharePoint 2016 情報も】

SharePoint 関連製品を基軸に成長を重ねてきた AvePoint としては、SharePoint 2016 の情報は非常に気になるところ。当ブログを読んでくださっている方の中にも、どのような機能が追加されるか・どのような変更が加えられるのか、気になっていらっしゃる方も多いのではないかと思います。そんな皆様のために、de:code に出席した AvePoint メンバーが、de:code 会場で発表のあった、SharePoint 2016 についてさらに詳しく掘り下げる記事を準備中です。こちらも是非お楽しみに!

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