水曜日, 12月 1, 2021
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Microsoft 365 バックアップの有用性を判断する 5 つのポイント

パンデミックにより企業がオンラインに移行することを余儀なくされた今、クラウドへの移行の苦労がわかっているとしたら、あなたは Microsoft 365 バックアップとセキュリティに現在関心を持っている多くの企業の 1 社ではないでしょうか。

ランサムウェア攻撃がかつてないほど蔓延しており、従うべき厳格な規制も多数あります。AvePoint のブランド責任者であり、Microsoft Regional Director(RD)、Most Valuable Professional (MVP) の Dux Raymond Sy とシニア ソリューション エンジニアの Antoine Snow は、最近のウェビナー「5 Ways to Calculate The Value of Microsoft 365 Backup」で、Microsoft 365 バックアップの価値を判断する方法を説明しました。以下にいくつかの重要なポイントを説明します。

Microsoft 365 のバックアップが必要な理由

Microsoft は、私たちの働き方を変えるプラットフォームを提供することで、ビジネス シーンを形作ってきました。インフラストラクチャ (ハードウェア、ソフトウェア、データセンターの障害への備え) に関して、マイクロソフトの革新的なソリューションで他をリードすることができます。

しかし、多くの人がクラウドに移行して Microsoft 365 を採用すれば直ちにデータは保護されると考えていますが、完全にはそうとは言えません。Forrester のレポートによると、自分のデータを確実に保護するのは、最終的にはユーザーの責任です。

※この記事は、米国 AvePoint で 2021 年 9 月 7 日付で公開された記事 “4 Ways to Calculate the Value of Microsoft 365 Backup” を日本語編訳したものです。

偶発的なファイルの削除やデータの破損など、一般的なデータ損失のシナリオに対して、Microsoft が提供するネイティブ機能 (バージョン管理、ごみ箱、ファイルの復元、ソフト削除) があります。ただしデータ損失は、ファイルの削除だけではありません。ランサムウェアやマルウェアの攻撃、長期にわたる機能の停止、さらには厳格なデータ規制に対しても、より包括的なバックアップ戦略が必要です。

影響が小さいか大きいかにかかわらず、データ損失からの回復には時間がかかり、多大な労力が必要です。また組織全体に影響を与える可能性があります。確かに、自分でデータをバックアップすることはできますが、バックアップ プロバイダーにバックアップ作業を依頼することで、お金、時間、労力を節約できます。

安全で便利なバックアップとリカバリーの戦略が必要な場合は、優れたサードパーティのバックアップ ソリューションの利用を検討してください。過去 20 年間この業界でビジネスを行い、Microsoft 365 の最大のデータ管理ソリューション プロバイダーである AvePoint は、さまざまな Microsoft 365 ワークロードに対して自動化された包括的なバックアップ プラットフォームを提供します。

それでは、バックアップ戦略で考慮すべき 5 つの要素について見ていきましょう。

1.データの価値

バックアップの価値を判断するにあたって最初に考えなければならないのは、そのデータが持つ価値です。

実際、すべてのデータに等しい価値があるわけではありません。データの価値は、Microsoft 365 のワークロードによって異なります。Exchange Online は、SharePoint よりも頻繁に使用される可能性があります。電子メールデータは、カレンダー データよりも重要かもしれません。

同様に、CEO または他の上級管理チームのメンバーが使用しているファイルは、通常の従業員が時折使用するドキュメントよりも重要な場合があります。また、会社が遵守しなければならない特定の規制に拘束されるデータもあるため、データをより適切に保護する必要があります。

したがって、失われたデータの価値に応じて、データを復旧する責任に対応するレベルがあります。一般的にデータ損失を招く誤操作には 2 種類あります。

  • ユーザーによる誤操作:特定のユーザーによって誤って削除されたファイルまたはドキュメント。バージョン管理またはごみ箱からの復元によって復元される可能性があります。
  • 管理者による誤操作:特定の管理者によって削除された可能性のあるチーム、グループ、またはサイト コレクション、さらには権限。これらを回復するには、管理者レベルの復元が必要です。

上記 Microsoft ネイティブ ツールがカバーする範囲の図に記載のとおり、データを失ったワークロードに応じて、データをリカバリーする時間枠が限られています。さらに、一部の復元機能ではリカバリーできるのは特定のバージョンに限られるため、それまでに作成した途中のバージョンが失われます。

さらに、Microsoft 365 スイートには、組織が利用する可能性のあるワークロードが他にあります。Project Online、Microsoft Teams、Planner ― これらは、バックアップが必要なデータ、権限、およびメタデータを備えた、使用している他のプラットフォームの一部である可能性があります。

これらすべてを考えると 1 つの見解に到達します。包括的なバックアップ ソリューションと戦略が必要な場合、Microsoft が提供するネイティブ機能では十分ではありません。そのため、Microsoft が提供するネイティブ機能だけに頼るべきではありません。

2.データ損失による損害

以下は、データの紛失または盗難によって組織が受ける損害の概要です。

この数字は機能が停止した場合のみを対象としていることにご注意ください。ランサムウェア攻撃対応に費やされた費用について考えてみてください。組織がハッカーの身代金要求に応じた場合、ハッキングされたデータの回復に数百万ドルを費やしています。

データ損失が及ぼす損害について認識したところで、次に考えるべきことは、これだけの損害をどのように防ぐのかということです。バックアップが重要である理由がここにあります ― バックアップは、そのような被害の発生を防ぐためのセーフティ ネットとなるだけでなく、実際に発生した場合にも迅速に立ち直らせることができます。

AvePoint Cloud Backup などのサードパーティ ソリューションを使用すると、データをより適切に管理できます。Microsoft の主要なサービスに対応可能で、ネイティブ機能では対象外のデータもバックアップできます。

SharePoint でファイルを回復するには、フォルダー全体とサイト コレクションを復元する必要がありますが、Cloud Backup は、ファイルのバージョンまたは権限だけを回復したい場合でも、必要に応じてアイテムごとに復元できます。さらに、Cloud Backup には、Microsoft 365 全体のアクセス許可、メタデータ、および会話をカバーする包括的な復元機能があります。

3.Microsoft 365 バックアップにかかる費用

さて、バックアップの重要性を理解したところで、「自分たちでできるのではないか」とお考えかもしれません。しかし、それにどれくらいの費用がかかるでしょうか?

2 つのシナリオを例に、簡単な費用対効果分析を行いましょう。

セルフホスト仮想マシン インフラストラクチャ

数多くのインフラストラクチャを管理することに慣れている場合、独自の仮想マシン インフラストラクチャのホストも基本的には同じことです。つまり、仮想マシン、オペレーティング システム、ハードウェア コンポーネント、ネットワーク料金、そしてもちろんメンテナンスとアップグレードのすべてのコストをすべて負担することになります。

コストは完全な SaaS モデルを使用した場合とほぼ同じですが、セルフ ホスティングでは考慮するべきことがまだたくさんあります。以下に例を挙げます。

  • バックアップ範囲は完全バックアップと増分バックアップのどちらが適切か?
  • Microsoft 365 のスロットルはどうか?
  • 組織の日々変化するニーズを満たすために、どのようにスケールするのか?
  • 環境の成長に備えているか?
  • クラウドは絶えず進化しています。ソフトウェアとソリューションに必要なすべての更新を維持することができるか?

完全な SaaS モデル

多くの場合、完全な SaaS モデルを使用すると、上記のすべてのコストが SaaS コストモデルに組み込まれているため、コストを節約でき、ソリューションを維持するための負担はかかりません。これはコストの比較検討に限られるかもしれませんが、SaaS モデルがセルフホスト インフラストラクチャを上回るさまざまな理由があります。

たとえば、AvePoint Cloud Backup は、Azure データセンター ネットワークを利用し、動的なリソース可用性を備え、自動でパッチの適用と更新を行います。したがって、特定のニーズだけに限定されるものではありません。必要に応じていつでも拡張でき、無制限のストレージを提供する準備もできています。ISO-27001 認定も受けているため、セキュリティ面での心配もありません。

4.データをすばやく復元できる機能

これまでに、データ損失のためにかかる費用とネイティブ復元機能が持つ制限について説明しました。また、AvePoint バックアップ ソリューションの包括性ときめ細かな機能の重要性についても説明しました。

次に、実際の復旧時間について説明します。自分で復旧を行う場合、短期間にどのくらいのデータを復元できるでしょうか?

迅速な復元プロセスを保証する 1 つの方法は、ユーザー、特にグループを管理するユーザーとデータを所有するユーザーに責任の一部を委任することです。そのためには、AvePoint の AVA など、それを可能にするテクノロジーが必要です。

AVA を使用すると、ユーザーはファイルをクロールし、使用したキーワードを使って関連ファイルやドキュメントを検索して、失われたデータを復元できます。AVA は、Microsoft Teams に無料でダウンロードが可能です。

ユーザーが自分のデータを復元できるようにすることで、ユーザーと IT の両方の手間が省けます。責任の一部を委任するやり方では、チームを管理するユーザーには、自分が管理する委任されたチームまたはグループのみが表示されるため、必要なセキュリティを確保できます。

この方法の素晴らしい点は、このデータがあなたのものになるということです。AvePoint は、データ管理と保護を改善するテクノロジーを提供しますが、最終的には、データを保存する場所を自分で選択できるようにすることで、データをより適切に管理できるようにします。

5.データ増加の管理

セルフホスティングに戻りましょう。増大するデータに対応するために必要なスケーラビリティは、適切に処理する必要があります。それは意思決定の重要な要素になります。

好むと好まざるとにかかわらず、クラウド内のデータは増え続けます。クラウドも継続的に進化します。SaaS ソリューションを利用する利点の 1 つは、柔軟性と融通性を備えていることです。すべての優れたバックアップ ソリューションがそうであるように、組織の拡大に合わせて拡張できます。

さらに詳しい内訳については、ウェビナー全編 (英語) をご覧ください。

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